氷の華とチョコレート




 お酒もご馳走も三人で食べきって、パーティもお開き、仲良しな二人に見送られ、家に帰る。

 着替えて一息ついてから、私は、もらったプレゼントの、気になるもう一つの包みを開けて見た。


「……!?」


 か、可愛いパッケージに包まれてはいるけれど、これって……、ゴ、ゴム?

 包みの中に、小さな封筒が入っていて、開けてみると…―――


『メリークリスマス☆ 菜摘サンタより♡ 美羽一人だと恥ずかしくて買えないだろうから、一応何個か渡しておくね、真間さんだから大丈夫だとは思うけど、念のため』


「菜摘……」


 生々しくて恥ずかしいと言う思いは置いておいて、心配してくれているんだな、と菜摘の気持ちにじんわりと感動していると、不意にスマホの着信音が鳴った。


「―――…っ!?」


 画面を見ると真間さんで、何も悪い事をしていないのに、ついワタワタしてしまう自分がいる。


「……は、はひ!」


 緊張して、へんな応対で電話に出てしまった。持っているのも恥ずかしくなって、つかんでいた包みを、あわててベッドサイドに置く。