怖、い…―――
興奮して、荒らげた言葉が、言葉として伝わって来ない。倒れてしまわないように、真間さんとつないでいない方の腕で、自分をしっかりと抱きしめた。
「―――…だから、今現在、お付き合いしている、彼女、氷室美羽さんの彼は、オレです」
ゆっくりと、わかるように繰り返しながら話す、営業スマイルの真間さんを、栗栖さんが睨んで……。
「Θ■〼卍∞凸★凹@#!!!!!!! ……美羽、は、俺のモノだ!!」
モノ?
ヒュッと、私は、反射的に息が出来なくなった…―――
「……彼女はモノじゃないですよ? 一人の人間で、ちゃんとした意思のある女性です」
怒気を含んだ真間さんの声が、静かに耳に響く。冷たくなった私の手を、後ろ手に、つないでくれている彼の手が、ギュッと包む。それだけで、息をつくことが出来た。
「う、うるせぇんだよ!! α■〼卍凸★凹@ω!!!! お前みたいなΔ〼卍★凹が、Σ■〼卍Σ凸∞▼βΩだろっ!!!!!」
真間さんの言葉に、憤慨した栗栖さんの言葉が、興奮しすぎていて……。
「? ……何を言っているか聞き取れないので、ゆっくり話してください」


