碧side
その後は莉乃愛は一回も起きなかった。ただ、着実に熱が上がっていっている。解熱剤を入れたいとこだけど莉乃愛がどうしようか言わないとできない。
ー朝 @7:30
碧「あ、莉乃愛、起きた?」
莉乃愛「...おはよ。ケホッ」
碧「これは、今日退院は無理そうだね。はい。」
莉乃愛「..........た、いお、ハァん、けい?」
碧「うん。はかって。」
ピピピピ
碧「見せて。」
莉乃愛「......。(首を横に振りながら)」
碧「ほーら。ああ、やっぱり上がってるね。どこか辛いとこある?」
莉乃愛「...........す、こし、ハァ、さむ、い。」
寒いってことはまだ熱が上がるな
碧「じゃあ毛布持ってくるね。そこからは仕事があるから行くけど何かあったらナースコール押して。」
莉乃愛「うん。」