次に目が覚めたのは夜のことだった。
痛い。
なにかそう感じて私は起きた。
「あ、莉乃愛、起きた?」
起きたら碧兄がいた。
「今どんな感じ?」
「...............なんともいえない。
 明日、退院できる?」
碧「わかんない。それは莉乃愛しだいだし。」
莉乃愛「...。」
碧「もうちょい早くいってくれればよかったんだけどな〜。」
莉乃愛「だって、それはケホッ、仕方ケホッ」
碧「はいはい、もう今日は寝な。俺、今日は病院にいるから。なにかあったらナースコール押して。」
莉乃愛「......うん。」
その日は、疲れていたのか早く眠れた。