私は、もう一度、写真が送られてきたメッセージ画面を開いた。
スヤスヤ眠っている私の横で、ちょっと嬉しそうに口角を上げて写っている結城くん。
怖いと思っていた彼の優しさや、頼りになる部分を知って、惹かれているのは…間違いない。
待ち受け画面に設定するかは別として、とりあえず、私は保存ボタンを押して画像を保存した。
これから、もっともっと、結城くんと写真を撮れるといいな。
学校に着いて、結城くんを見かけたら、一緒に帰ろうって言ってみようかな。
さっきまでずっと一緒にいたのに、もう彼の顔が見たくなってる。
バスに揺られ、車窓の外の景色を見つめながら、これから進展していくだろう恋に、私は思いを馳せた。
fin.



