「そ、そうかな…?」
そう呟きながら、結城くんのメッセージを確認すると。
『待ち受け画面用』
というメッセージの下に…
新幹線の中でお互いの肩にもたれかかっている2ショット写真が送られてきた。
まさか、私が寝てる間にこんな写真を結城くんが撮ってたなんて…!
てことは…
博多に着く前に寝てたのは、寝たふりだったってこと!?
「ちょ…!な…!」
慌ててメッセージ画面を閉じたけど、葵にはバッチリ見られていたようで。
「あれ?なーんだ!めっちゃ進展しとるやん!心配して損したー。お幸せにー」
「し、進展って…!」
慌てる私をよそに、葵は「蓮もやるなぁ」なんて言って感心してる。
「蓮、マジでいいやつでしょ?理咲のこと、本気みたいやけん、前向きに検討してやってね。」
そう言ってにっこり笑う親友に、私は「…うん。」と、なんとか言葉を返した。



