身長差25㌢の、私と彼。


『もしかして、わざと置いていったん!?』


『です!ごめん!!』


はいーー!?

なんて強引な…!

そして私が抗議のメッセージを送る前に、会話を締め括るメッセージが来た。


『大丈夫!先生には一緒に怒られてあげるから!せっかくだし、2人きりの新幹線デートをお楽しみくださいな☆では!(^^)/』


では!(^^)/ て!!


大丈夫!、やないって!!わざとやったなんてバレたら、先生から大目玉やし、こんなん!!



まさか、置いて行かれたこと自体、仕組まれたことだったとは…。


さすがの結城くんも、それ聞いたら怒るんやないかな…。



チラッと結城くんを見ると、完全に熟睡していて、腕を組んだまま、首をうなだれて、スヤスヤ眠ってる。


結城くん、葵に相談までしてたんやね…。


言われるまで、全っ然気づかんかったけど、まさかそんなにも想ってくれとったなんて…。


クールな結城くんが、葵に恋愛相談をしているところを想像すると…ちょっとキュンとした。


結城くんとのこと、前向きに考えてもいいかもな…。


そう思いながら、結城くんの寝顔を見ているとなんだか幸せな気持ちになれた。