溶けたラムネ入りの炭酸ジュースは、美味しくない。

「せんぱい、ごめんなさい…わたしっ…迷惑かけてばっかりで…」

「休憩できるところ、入るか」

「それって…」

「ちがう、考えてるような事じゃなくて、洗えると思って、浴衣も乾かせるし」

「たしかにそれなら、先輩といってもいいですね、どうせ手なんか出せないでしょうけど」

「見下すなそうやって」

「ごめんなさい」

「いくぞ」

僕は手を引っ張り、ホテルへと入った。


胡桃は、色んな部屋があるんですね。

「いいから、1番安いとこ」

「ムードが大事ですよ、ここにしましょう!かわいい」

そう言ってボタンを押していた。

「あ、こら勝手に」


「いいじゃないですか、ただでさえテンション下がってるんですから少しくらい」