「嬉しいのか」
「はい、嬉しいです、認められた気がしたのは、ものすごく嬉しかったです、あ、そういえばメアド!まだ交換してなかったですよね」
「あぁ、メアドか」
僕たちは電話番号とメールアドレスを交換した。
「私、やってないんです、Rain」
今どき、Rainをやってない人に出会ったのはビックリした。
なんかあるんだろうか。
考えすぎか。
「小説、書いたら見せますね、先輩には」
「おう、待ってるわ」
「先輩、デート行ったことありますか?」
「あるように見えるのか」
「いえ、見えないので聞きました」
「なめてんのか」
「そんなつもりはなくて、今度の日曜日にある花火大会、一緒に行きませんか?ネタ集めとして」
「それもいいな、ネタ集めになるなら、いくらでも付き合ってやるよ」
「じゃあ、決まりで。今度メールします」
そう言ってその日は解散した。



