保健室の天使は今日も眠い

「おはー、ってなんかあった?」






「おい!いおりおせーよ!桃香が!」







気づいたら学校を飛び出して病院に向かっていた











ガラガラ






「っももか!」







「い、お?」






「ごめん、ほんとごめん、おれ分かってたのに気づいてたのに。見て見ぬふりしてた」







そこからだ



桃香と関係を持ち出したのは







テレレテレレン





「いお、寂しい」






「いおはやく会いに来て」






「私のこと嫌いになっちゃった?」








逆らえなかった




自分がしてしまったことへの罪悪感が大きすぎて




もっと早く止めていれば


こんなことにはならなかったはずだから









「ねえいお、今日も桃香のこと愛して?」



「いおはずっと桃花のそばにいるんだよ」


「だって、私がこうなってるのいおのせいでもあるんだからね?はやく愛して?」






「んっ、、あぁいお、、あっ」






ひたすら桃香のことを愛して




寂しさを埋めてやって




毎日毎日尽くした