「さやちんは松下のママって感じがするけどね」

なんとなく松下の言葉が気に食わなくてそういうと、松下はため息をつきながら否定をしてきた。

「はぁ?早乙女、それは違うだろ。俺がさやの面倒を見てるんだ」

確かに……。

思い返してみると、さやちんの体調不良に気がついたり宿題の面倒を見ているのは松下のような

気もしてくる。

う〜ん……。

「ゆな、光輝のことは気にしなくていいから。集合時間に間に合わなくなるぞ」