「ゆき〜っ!今日残ろや!」

「ええよ〜」

私は宮下由貴。

今は中学3年に
なったところだ。

「よしっ♪由美も誘う?」

そして今話しかけてきたのは
親友の藤沢理沙。


「うんっ!てか由美どこ?」

「あっ4組の前おるやん。
朔夜ちゃんと喋ってるし!」

「ほんまや〜いこ♪」



今日もいつものように
もう一人の親友、
原本由美と
残ることにした。


まだ由美に
聞いてないけど…(笑)


「由美〜っ!今日残ろ♪」

「あ、理沙ちゃん〜
いいよ、残る☆
由貴も?」

「うん、残るで♪」

聞かなくても
答えはわかってたから



「あ、じゃあ朔夜
もう帰るわ♪
ばいばいっ」


「あ、ばいばい〜」


朔夜が帰り、
三人で移動し始めた。


「今日何すん?」

あたしが理沙に聞く。


「バスケ部見にいこやあ〜」

「いいけど…なんで?」


「堀池先輩がバスケ部やから♪」

「あ〜はいはい。
わかった!」

堀池先輩とは今理沙が
気になっている先輩らしい。







ということで
体育館へ向かった。