日記を頼りに、乗り気ではなかったが、秘密を解き明かしたいという好奇心が勝った。この好奇心が、後で悲劇を生むことになる。
ウィリアムは地下のネオンで輝く施設を見つけた瞬間、何かがおかしいことに気付いた。この場所は明らかに利用されておらず、それなのにネオンの光が明るく輝いていた。彼は警戒しながら進むことを決意した。
施設内に進むと、かつて子供たちが楽しんだであろう滑り台やボールプールが現れた。しかし、これらの遊具だけがやけに、とても強く輝いているのが不気味だった。それは目が焼けそうなぐらいに、と同時に惹かれるような魅力がなぜかあった。それでもウィリアムは警戒心を強めながら、それらの遊具に近づいた。