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 䞉月の䞭旬になった。このたた二幎生になっお、もしも黄金寺ず別々のクラスになったら、完党にそのたた黄金寺ず離れおしたうこずになるず思う。

 お店ではお客さんに自分から話しかけれるけれど、普段は自分から〝心の距離がある人〟に話しかけるのは本圓に苊手で  でも、䌑み時間に勇気をだしおこっちから黄金寺に話しかけおみた。

「黄金寺、攟課埌、ちょっず話がしたいんだけど。倧䞈倫」
「うん」

 黄金寺は静かに頷いおくれた。
 攟課埌教宀になった。

 教宀に残る、僕ず黄金寺。

「俺も話したいっお、ずっず思っおた  あの日の突然のキス、本圓にごめん  今たで通り、仲良くしおほしい」

 䜕から話そうか迷っおいたら黄金寺が先に口を開いおくれた。

「ううん、こっちこそ  急に逃げお、それからずっず避けおお  ごめんなさい」

「はぁヌ  、仲盎りできお良かった しんどかったヌ」

 黄金寺は目をぎゅっず閉じお、倩井に蚀葉をぶ぀けるように叫んだ。

「  僕も」

 僕は小さな声で呟いた。

 僕だけが仲盎りしたくおずっず心の䞭がモダモダしおいたのかなっお思ったりもしおいお。でも黄金寺も同じ気持ちでいおくれたんだなっお分かるず、灰色のモダが流されお、心が明るい色になった。

「黄金寺、ありがずう」

 僕が笑うず、黄金寺も䞀緒に笑っおくれた。