「美桜、大丈夫?」
3時間目終了後の束の間の10分休み、ほのぴが席に遊びに来てくれた。
「遅刻なんてしないからびっくりした!」
「ちょっと具合悪かったの……でももう大丈夫!」
と言うしかない。
親友に本当のことを話せないのはなかなか心苦しい……。
「そういえば届、書いてもらえた?」
「え?」
届と言われて真っ先に婚姻届が浮かんだが、違う。ほのぴが言ってるのは後見終了届の方だ。
「それが、まだなの」
「えー!? 10日以内に提出しなきゃいけないんでしょ?」
「そうそう。繁忙期だからってまだもらえてないの」
「さっさと貰うもん貰わなきゃだね」
「本当に」
「家、どこにするか決めた?」
「うーん……」
「引っ越したら遊びに行っていい? 一人暮らしとかめっちゃ楽しそう!」
「う、うん」
「……美桜? やっぱり体調悪い?」
「生理きたかも……ちょっとトイレ行ってくるね!」
「うん」
個室でうなだれる。
せっかく話してくれてるのにものすごく歯切れ悪い感じになってしまった。
ほのぴにまで隠さなきゃないけないのきつい……。
けど、学校では関係を隠す契約だし、聞かれて詰まったり辻褄合わなくなったりしないように答えを考えなきゃな……。
とりあえず『色々手続きがややこしくてまだ家を出れない』って言うしかない……。
早く、1年経たないかな。
こんなのずっと続いたらどうにかなりそうだよ……。
用を足して出ると、手洗い場の鏡の前に舞香ちゃんがいた。
3時間目終了後の束の間の10分休み、ほのぴが席に遊びに来てくれた。
「遅刻なんてしないからびっくりした!」
「ちょっと具合悪かったの……でももう大丈夫!」
と言うしかない。
親友に本当のことを話せないのはなかなか心苦しい……。
「そういえば届、書いてもらえた?」
「え?」
届と言われて真っ先に婚姻届が浮かんだが、違う。ほのぴが言ってるのは後見終了届の方だ。
「それが、まだなの」
「えー!? 10日以内に提出しなきゃいけないんでしょ?」
「そうそう。繁忙期だからってまだもらえてないの」
「さっさと貰うもん貰わなきゃだね」
「本当に」
「家、どこにするか決めた?」
「うーん……」
「引っ越したら遊びに行っていい? 一人暮らしとかめっちゃ楽しそう!」
「う、うん」
「……美桜? やっぱり体調悪い?」
「生理きたかも……ちょっとトイレ行ってくるね!」
「うん」
個室でうなだれる。
せっかく話してくれてるのにものすごく歯切れ悪い感じになってしまった。
ほのぴにまで隠さなきゃないけないのきつい……。
けど、学校では関係を隠す契約だし、聞かれて詰まったり辻褄合わなくなったりしないように答えを考えなきゃな……。
とりあえず『色々手続きがややこしくてまだ家を出れない』って言うしかない……。
早く、1年経たないかな。
こんなのずっと続いたらどうにかなりそうだよ……。
用を足して出ると、手洗い場の鏡の前に舞香ちゃんがいた。
