その日の夜私は悩みに悩んだ結果、陽翔の実家に行くことを決意した。
次の日は土曜日だったので家を13時に出た。
陽翔はいつも私が家から出るタイミングに家の前に満面の笑みでいつも待っているのだ。
「おはよう、!」
「おはよう!!今日はどっか行くの?」
「うん。陽翔の実家に行く。」
とさりげなく言ってみた。
陽翔は私が期待していた通りの反応をしてくれた。
「そうなんだ、って、、えぇ、、!!?な、、、なんで?急に?」
と一瞬で陽翔の顔が曇った。
「へへっ、ん?弟くん達に申し訳ないと思ってる陽翔くんの心残りを無くしてあげようかなと思ってさ!」
寂しい顔を見せないように頑張って顔を繕ったけど、多分バレてると思う、、。
「そ、そうなんだ、、。でもさ、そしたら俺は、、成仏するかもしれないんだよ?」
と泣きそうな顔で言ってきて心が痛かった。
「う、うん!知ってるよ。」
「いいのか、、?」
「い、、いいよ!だって陽翔に未練があるなんてに、似合わないもん!」
絶対泣かないと決めて来たけど、すこし涙目になってしまった。そして、逃げるようにして歩き始めた。
