結菜side
「それから、 あんまり関わりないかな」
と空を見ながら言う先輩はとても悲しそうだった。
「そうなんですね、、」
色んなことを言われて頭がパンクしそうだった。
あのとき海にぃが病院に行った時、一緒に出てきた女の人は、先輩だったのか、、なんか、見たことあったとは思ったけど、、
てか、あの婚約者って、、、陽翔の記憶も混ざってたとしたら、わ、私ってことだよね、、、
「その、婚約者って、、」
「あー、嘘だったみたい、、寝ぼけてたみたいな?陽也が帰ってきてちょっとした頃聞いてみたんだ、でもいないって言われた、」
「あ、あの、また付き合いたいとかは、思わなかったんですか、、、」
「いや、なんか別れて、、気楽だったんだよね、、もう、いじめられないとか、自分を偽らなくていいとか、、だから、恨んでるとかじゃないからね、、」
「は、はい」
「でも、ちょっと心配だったんだ、付き合ってるって聞いた時、私と同じような目に遭わないか、、でも、あなた強いし、あんなに強い友達が居たら、大丈夫だね」
そう言って優しい笑顔で微笑んだ先輩はどこか寂しそうな儚げのある顔をしていた。
びっくりした、先輩が心配してくれていたとは、
「これ、凛花と私のLINE、こき使ってくれていいからね」
と今度は小悪魔みたいな笑みを浮かべていた。
ころころ表情が変わって、かわいくて、愛嬌があって、陽也が先輩のことを好きになった理由が分かってしまった気がする。
と言い2人は歩き出した
「せ、先輩!澄麗先輩、って呼んでもいいですか、、」
と叫んでいた。
「え、あ、うん、、いいよ?」
「あと、もっと、話したいです。仲良くなりたいです!」
と言うと澄麗先輩は困ったような顔で
「え、逆にいいの、、?」
「はい!!」
と言うと
「こちらこそよろしく!」
その笑顔は夕日のせいで眩しかった。
陽也には澄麗先輩のことも海にぃのこともを思い出して欲しいけどでも、思い出したら、絶対澄麗先輩の気持ち思い出して、、私のことなんかどうでも良くなっちゃうんだろうな、、勝てるわけないもん。
海にぃには申し訳ないけど、
