結にぃが死んでから半年くらい経ったある日、土曜日だったためリビングでゴロゴロしていると、玄関のドアがガチャといった。
家を出ると、階段を降りる海にぃの背中があった。
私は急いでついて行くことにした。
たどり着いたのは、結にぃが入院していた病院だった。
なぜだろうと思っていると、どの病室に行ったか分からなくなってしまい、出てくるのを待ってることにした。
30分くらいして出て来たと思ったら、女の人と一緒に出てきた驚いた、、でもそこで別れて違う場所に向かったので、急いでついて行くと、公園の前で足を止めた。
そこには、朝陽くんと夕陽くんがいてその二人を見ているんだなと思った。
2人は砂場で楽しそうに遊んでいた。
バレないように帰ろうとしたとき、夕陽くんに気づかれてしまった。
「あ!結菜ちゃーん!」
「え?」
「あ、」
「あははは」
と言い2人の所へ走った。
「おはよう」
「「おはよう!」」
「あの人は?友達?」
「ううん、お兄ちゃん」
「なんか、元気なさそうだね」
「そ、そうなんだよね、、」
なんて話していたら、海にぃが近づいてきて、
「結菜、その2人は?」
「あー、えっと、友達」
話すのが久々すぎて冷たい態度を取ってしまった。
「そんな歳が離れた友達がいたのか」
「う、うん」
「なんか、お兄ちゃん見たことある!」
「うん。前お兄ちゃん二人いた。一緒に帰ってた」
相変わらず2人は記憶力がいい事で。
「そ、そうだな、いたんだよ、もう1人。双子の兄が、、会いたいなー、、」
「なにかあったの?」
「もう会えないの?」
「うん、もう会えない」
と無理しているんだろうなという笑顔で言った、、
「僕もねお兄ちゃんに助けてもらったんだ。それで、自分のせいだって思って落ち込んでた時もあったんだけど。朝陽と結菜ちゃんのおかげで元気になれた!だから、お兄ちゃんも大丈夫!」
夕陽くんが凄く逞しいと思った。
大きくなったなって
「ありがとうって言えなかったんだ、、」
と海にぃは震える声で言った。
その言葉を聞いたとき泣きそうになった。
海にぃがそんなことを思ってたなんて、知らなかった。
「ありがとうって伝える前に結翔は死んだ。俺を置いてった、。ひとりになった、、」
「「ひとりじゃないよ」」
と朝陽くんと夕陽くんの声が重なった。
そのとき海にぃの目には涙が溜まっていた。
「結翔お兄ちゃんはここにいるし、 」
と夕陽くんは胸を手を当てながら言った。
「それに、海翔お兄ちゃんには頼りになる妹がいるでしょ?」
と私のことが出てきて驚いた。
「結翔お兄ちゃんの分まで長生きするんだよ!」
「そ、そう、、だな、、こんな、年の離れた子に教わるとか俺かっこ悪いな、、。ごめん結菜心配かけてこれからはちゃんと学校行くよ。それで結翔が行きたがってた大学に行く」
びっくりした。
今まで何も言ってこなかったのに
大学なんて、、。
次の日から勉強机とにらめっこしていた。
前は結にぃに教えてもらっていたから大変そうだった
