2人を家に送り後ろを見ると陽翔の家をまじまじ見る神宮寺くんがいた。
私の目線に気がついたのか、
「帰ろ!」
笑顔で駆け寄ってきた。
「う、うん」
と言い神宮寺くんの斜め後ろを歩いて帰った。
私の歩くペースに合わせてくれていて、胸が少し高鳴ってしまった。
でも、その背中は寂しげで私と神宮寺くんの間に言葉はなかった。
どんな顔をしているのか気になったけど、隣を歩くのは気が引けたのでやめておいた。
家の前に着くと
「じゃあね。」
とだけ言い自分の家に入ってしまった。
いつもとは違う神宮寺くんで少し戸惑ったけど、顔に出ないように家に入った。
