「ここを右に行った、、あ、あそこ。」
「え、で、、でかっ!くない?」
そこには2.3メートルくらいの白い塀に囲われた3階建てで、庭にはプールとお花が沢山あって、、The豪邸って感じがして腰が抜けそうになった。
「まぁ、でも一軒家ってこんな感じじゃない?」
「えっと、、違うでしょ。庭広すぎでしょ!?しかも、プ、プール!!?」
おかしいと思った。
私はマンションに住んでいるからあまり分からないけど、、家の庭にプールがあるのは普通ではないよね、、、?
そんな、はしゃいでいた私の言葉を遮るように
「早くインターホン押して、」
と家を出た時から不機嫌になってしまった陽翔が言い放つ。
まぁそりゃそうだよね、、でも寂しくないわけじゃない、、私だって陽翔が居なくなるのは嫌だけど、、陽翔がいつか消えちゃう気がして、、もし居なくなるんだったら後悔して欲しくない、、、私のエゴだよね、、勝手なことしてごめん。
「は、はい」
と緊張しながらインターホンを押した。
「は、はーい」
すると女性の声がした。
離婚したはずなのに、女性の声がしたのに疑問を持ったが、それは陽翔も同じだったようで、眉間に皺を寄せて待ってた。
「え、えーと、七瀬結菜です。陽翔くんの友達でお線香をあげに来たのですが、」
「あ、そうですか!どうぞ入ってください。」
その女性は、陽翔が亡くなったあとにできた再婚相手らしく私が友達という嘘がバレずに済んだ。
家に入り線香をあげた。隣に本人がいるという謎な光景だったけど、、。
