いつも思う。
 
ソノ目、やめてほしい。
 
だって、さ‥?
 
 
『それ、誘ってんの?
 
じゃあご期待に添えて。』
 
 
グイッと腰を引き寄せ、小さな唇を犯す。
 
 
『んっ‥‥あっ‥』
 
 
サエのイケナイ顔は、何回見ても飽きない。
 
 
『あれ〜?サエちゃん、もう腰砕け?』
 
 
『ここ、どこだと思ってんのよ!』
 
 
あーあ、真っ赤になっちゃって。
 
だから、からかいたくなるのに。
 
 
『バカ!人前なんだからそういうの気にしてよ!』
 
 
分かってないね〜、サエちゃんは。
 
 
『でもさ、それはサエのせいでしょ? 
 
教室だって街中だって気にしてられねえよ。』
 
 
こう言うとさ、サエはいつも言うんだよな。
 
 
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