「わー。おっきいかぼちゃだ。わーい」
超巨大ジャックオーランタンを前に、寿々花さんも大興奮。
「本当にすげーよな…。何が一番凄いって、これを用意したってことより、乙無がこれをここまで運んできたってことだよ」
「そんなに重たいの?これ」
きょとん、と首を傾げる寿々花さん。
「そりゃ重いだろ。さっき試しに持ってみたけど、とてもじゃないけど持ち上げられなくて…」
「本当?ちょっと、私も持ってみたい」
おい、やめとけって。腰を痛めるぞ。
俺でさえびくともしなかったのに、寿々花さんに持ち上げられる訳がな、
「どっこいしょー」
寿々花さんはジャックオーランタンを抱き抱えて、ひょこっ、と持ち上げた。
この時の俺、多分、今年一番最高に間抜けな顔をしていたと思う。
俺だけじゃなくて、これには雛堂も、手に持っていたボストンバッグを床に落っことしていた。
…嘘だろ?
「ふー、本当だ。重たいねー」
持ち上げられはしても、持って動かすことまでは出来なかったようで(それでも化け物)。
寿々花さんは、すぐにジャックオーランタンを置き直した。
「やりますね、あなた。人間の割には力持ちなんですね」
「うん。でも、やっぱりじゃしんのけんぞく?には全然及ばないなー。神様って力持ちなんだね」
「それは当然。イングレア様の加護を受けたこの僕を、そんじょそこらの人間と同列に語られては困りますね」
人外生物の会話。
こいつら…揃って人間やめてやがる。
乙無のみならず…寿々花さんまで。
「やべーな。兄さんとこの嫁ちゃん…。うっかり夫婦喧嘩したら、かぼちゃ投げられて頭カチ割られんぞ」
真面目な顔をして、雛堂がそう言った。
本当にな。俺も今、危機感を覚えていたところだよ。
うっかり夫婦喧嘩も出来ない、って。喧嘩したことねーしまだ夫婦でもないけど。
寿々花さんのことだけは、絶対怒らせないようにしよう。俺の命の為に。
超巨大ジャックオーランタンを前に、寿々花さんも大興奮。
「本当にすげーよな…。何が一番凄いって、これを用意したってことより、乙無がこれをここまで運んできたってことだよ」
「そんなに重たいの?これ」
きょとん、と首を傾げる寿々花さん。
「そりゃ重いだろ。さっき試しに持ってみたけど、とてもじゃないけど持ち上げられなくて…」
「本当?ちょっと、私も持ってみたい」
おい、やめとけって。腰を痛めるぞ。
俺でさえびくともしなかったのに、寿々花さんに持ち上げられる訳がな、
「どっこいしょー」
寿々花さんはジャックオーランタンを抱き抱えて、ひょこっ、と持ち上げた。
この時の俺、多分、今年一番最高に間抜けな顔をしていたと思う。
俺だけじゃなくて、これには雛堂も、手に持っていたボストンバッグを床に落っことしていた。
…嘘だろ?
「ふー、本当だ。重たいねー」
持ち上げられはしても、持って動かすことまでは出来なかったようで(それでも化け物)。
寿々花さんは、すぐにジャックオーランタンを置き直した。
「やりますね、あなた。人間の割には力持ちなんですね」
「うん。でも、やっぱりじゃしんのけんぞく?には全然及ばないなー。神様って力持ちなんだね」
「それは当然。イングレア様の加護を受けたこの僕を、そんじょそこらの人間と同列に語られては困りますね」
人外生物の会話。
こいつら…揃って人間やめてやがる。
乙無のみならず…寿々花さんまで。
「やべーな。兄さんとこの嫁ちゃん…。うっかり夫婦喧嘩したら、かぼちゃ投げられて頭カチ割られんぞ」
真面目な顔をして、雛堂がそう言った。
本当にな。俺も今、危機感を覚えていたところだよ。
うっかり夫婦喧嘩も出来ない、って。喧嘩したことねーしまだ夫婦でもないけど。
寿々花さんのことだけは、絶対怒らせないようにしよう。俺の命の為に。


