つまり、慣れないことはやめとけ、ってことだな。
分かったよ。
「ありがとうな。…参考になったよ」
「ううん、どういたしまして。私こそ、毎日色んな美味しいカレーを食べられて幸せだった…。…けど」
…けど?
…そろそろ飽きたから、普段の食事に戻してくれって?
「…さっき、悠理君のいつものカレーが一番美味しいって言ったけど…」
「?やっぱり違ったか?」
「ううん。一番美味しいのは変らないよ。でも…一回、オムライスみたいなカレーを作ってくれたでしょ?」
「…オムカレーのことか?」
「あれもね、負けないくらい美味しかった」
「…あ、そう」
あんた、オムライス好きだもんな。
じゃ、オムカレーもメニューに加えようかな。
「でもね、やっぱりどれも美味しいから。どれでも大繁盛すると思うよ。悠理君のご飯はいつも、どれも美味しいもん」
「はいはい。そりゃどうも」
こちらこそ、何を作ってもいつも美味しいって言いながら食べてくれて、ありがとうな。
お陰で、毎日作り甲斐があるよ。
「それに、悠理君がこんなに毎日頑張って、練習してるんだもん。凄いね、偉いねー。よしよし」
「ちょ、撫でんなって」
「悠理君が頑張ってるの、私知ってるからね。いつも見てるから」
…あ、そう。
唐突にむず痒いこと言ってくるよな…この人。
無自覚なんだろうけど…。
…でも、そう言ってもらえると、やっぱり素直に嬉しいし…励みにもなる。
分かったよ。
「ありがとうな。…参考になったよ」
「ううん、どういたしまして。私こそ、毎日色んな美味しいカレーを食べられて幸せだった…。…けど」
…けど?
…そろそろ飽きたから、普段の食事に戻してくれって?
「…さっき、悠理君のいつものカレーが一番美味しいって言ったけど…」
「?やっぱり違ったか?」
「ううん。一番美味しいのは変らないよ。でも…一回、オムライスみたいなカレーを作ってくれたでしょ?」
「…オムカレーのことか?」
「あれもね、負けないくらい美味しかった」
「…あ、そう」
あんた、オムライス好きだもんな。
じゃ、オムカレーもメニューに加えようかな。
「でもね、やっぱりどれも美味しいから。どれでも大繁盛すると思うよ。悠理君のご飯はいつも、どれも美味しいもん」
「はいはい。そりゃどうも」
こちらこそ、何を作ってもいつも美味しいって言いながら食べてくれて、ありがとうな。
お陰で、毎日作り甲斐があるよ。
「それに、悠理君がこんなに毎日頑張って、練習してるんだもん。凄いね、偉いねー。よしよし」
「ちょ、撫でんなって」
「悠理君が頑張ってるの、私知ってるからね。いつも見てるから」
…あ、そう。
唐突にむず痒いこと言ってくるよな…この人。
無自覚なんだろうけど…。
…でも、そう言ってもらえると、やっぱり素直に嬉しいし…励みにもなる。


