あんなことがなければ私たちは違ってたのかな

後半もあっという間に終わり、現在帰りのバスの中...

「この修学旅行いろいろあったなぁー」

「陽向!あんたはなにもしてないでしょ!」

「そんなことないぞ?」

「じゃ、あんたかのんのために何したの?」

「そ、それは...」

「ほら!何もしてないじゃない!」

いつも通りの陽向と雪乃のプチ言い合いが始まった。

「まぁ、まぁ、そんな事言わない!」

「逆に陽向がなんかしてたら私たち結ばれてなかったかも?フフッ」

なんて冗談を言ったら、みんなもハハッ!っと笑ってくれた。

「あ!そうだ!」

そう言って雪乃がなにやらスマホを操作しだした。

「なに?どうしたの?」

「まだ、あれ見せてなかったよね?」

「あぁーそう言えばまだかも!」

雪乃の問いかけに対してみなみが返した。

(一体なんのこと?わかんないんだけど?)

「まだ、見せてなかったのか?」

「まぁ、いろいろあったからなぁ~」

「おい、お前らなんの話ししてんの?俺も知らないんだけど?」

なんて翔も戸惑っていた。

(天宮も知らないのか、なんだろう?)

「あ!あったあった!」

「かのん!スマホ見て?」

雪乃の声に続いてみなみが言った。