あんなことがなければ私たちは違ってたのかな

とうとう修学旅行最終日。

「今日は食べ歩きだよ~!」

「雪乃元気だね?」

「当たり前じゃん!」

「翔くーん!」

なんて後ろの方を見るとみこちゃんたちが立っていた。

「げ!なんであいつらが居んのよ!」

「俺が教えた!」

「なにやってんの?」

「だってどこ行くか聞いてきたから」

「ほんとあんたってバカ!」

「ある意味陽向が邪魔してんな」

「せいやまで言う?」

「当たり前だろ?」

「なんで?」

「はぁー」
せいやはため息ついた。

「だーかーらー!よーく聞いてなさいよ!」

みなみが陽向に言った。

「は、はい」

「あの子たちが私たちと行動するってことはみこって子が翔にべったりでかのんが近づけないでしょ?」

「あ!確かに!」

「だからバカって言ってんの!」

「かのんすまん!」

「エヘヘッ、全然大丈夫だよ?」

「ガチごめんね?かのん?」

「へーきへーき」

『翔くん!私あのお店入りたい!』

「あぁ、別に良いけど」

「やった!」

『せいやくーん!私はあっちに行きたいな?』

なんて、栞もせいやに腕を絡めていた。

「なんなの?ほんと!イライラするわね~!」

『雪乃ちゃんだっけ?あいつらがごめんね?』

「あんた誰だっけ?」

『ひどいなー涼太だよぉ〜』

「そうだったね」

『かのんちゃん?』

「は、はい!」

『俺とちょっとあっち行かない?』

「えぇーと確か桜木さんでしたよね?」

『涼太でいいよ?行こ?』

「はい、」