あんなことがなければ私たちは違ってたのかな

コンコンッ

「はぁ〜い!」

出てきたのは部屋着姿の翔だった。

「来ちゃった」

「おう!入れよ!」


「お邪魔しま〜す」

「お邪魔します」

「お!部屋着姿のカワいこちゃんたちのお出ましかぁ〜?」

「はいはい、相変わらずせいやは私たちにもそんな態度なのね、」

みなみは呆れていた。

「かのんお前トランプとか得意か?」

「え?」

翔はかのんに話しかけてきた。

「得意ってほどではないけど、できるよ」

「よし!じゃみんなでトランプしようぜ!」

「いいよ〜」

「おう!」



「楽しかった〜」

「もう遅いしそろそろお開きにするか!」

「そうだねぇ〜」

「先生に見つからないように帰れよ!」

「うん!」

「お邪魔しました〜」