そして、次の日のお昼時。
ランチタイムラッシュが終わった頃、
食堂のカウンターで一人、私はカフェオレを飲んでいた。
昨日の、綾人との出来事を思い返しながら、
窓の外で風に揺らぐ緑の木々を眺める。
抱かれて半日以上経っているのに、未だに多幸感が抜けない。
それに、
十数年間続いた「ただの幼馴染」という関係が進展したことにも、喜びがあった。
それが例え、遊び相手という、妙な進展の仕方であっても、
体の繋がりを持てたことが特別なことに思えて、
単純に、嬉しかった。
あんな女たらし相手に、バカだな、
と、頭では思っていながらも、
心が幸せだ言っているんだから、
ホント、どうしようもない。



