「俺なんてまだまだですよ。ただ、いつもは親父のコネでもらう役ばっかだったんですけど、今回は初めて父の名前なしでオーディション受かって。やっと自分の実力で掴んだチャンスなんです。」
その覚悟と自信が目の中に激っていた。
まっすぐで、情熱的で素敵だ
「青くんって本当に魅力的だね!なんの根拠もないけど、その努力は人を引き寄せて周りを巻き込む力があるとおもう!」
「そうっすかね?」
「うん!私が保証する!」
この歳でやりたいことが明確で、素敵なお父様がいるのにその力に縋らずに自分の力でやりきろうとするなんて、かっこいい
「はぁ、参ったなぁ」
どこか困ったような表情をして、照れたように笑う青くん
「ん?どうしたの?」



