甘の弱な君が好き【完】















いや、出会いが最悪だっただけで、ちょっと優しくされて心が揺れてるだけに違いない。


だって普段は俺様で超嫌な人じゃん?



あの笑顔はずるいよなぁ。笑顔でときめくなんて、私面食いすぎるよね!?



「おい」


あー、でもやっぱり好きなのかなこれって。


恋とかしたことないし分からない…



「藍」



「へ?!」



目の前には不機嫌な顔の北浜さん


…突然名前で呼んでくるなんて、心臓に悪い



「さっきからこぼしまくってるけど」



北浜さんの視線の先、俯くと食べているつもりをしていた卵焼きや、ご飯が机の上に落ちていた。


…あれ?私口に入れれてなかったんだ。



「藍ちゃん聞いてた?」



2人とも不思議そうな顔をしてこちらを見ていた。


考え込みすぎて、何も聞こえたなかった…