甘の弱な君が好き【完】


「え!?いいの!?」



「はい!」



樟葉さんの他にも天使は存在していたんだね…



持つべきものは可愛い後輩くん!



『じゃあお願いします』と返事をしようとすると、私の顔面にすごい勢いで柔らかいものが当たって一瞬呼吸ができなくなる


「ぶぉっ!」



衝撃のあまり漏れた声に、廊下に何か落ちた鈍い音



「え、これ…」


床にはおそらく私の顔にクリティカルヒットのであろう体操服


きっと北浜さんのものなんだと思う。


「グダグダうっせぇんだよ。それかしてやるから早く飯食うぞ」



「え、だってさっき貸してくれないって」



そういうとまた不機嫌そうにため息をついて



「手元にあったから青に借りるより手っ取り早いだろ」


そういうことか!なーんだ!あーだこーだいいながら結局優しいんだから。



「ありがとうございます!」



「6限体育だからすぐ返せよ」



「もちろん!」



5限の後だからマッハで着替えて返さないとね!