甘の弱な君が好き【完】


…黄子ちゃんがあまり深く考えないタイプで良かった。


「東山くんなんて呼ばないで、青くんって呼んでくださいよ。」




私と黄子ちゃんに対してそう微笑みかけてくる


…この子は本当人懐っこいな



そもそも黄子ちゃんの名前まだ知らないよね?















「なーんで、青くんまで!」



私の家に着いたものの、しれっと青くんまでついてきてるじゃん!


当たり前かのように上がってるんじゃないよ!



「まあまあ!細かいことは気にしないでください!」



私の部屋に青くんがいるという異様な光景…


ちょっと図々しいよ…


「うんうん!私もイケメンがいた方が楽しい!」



「あざっす!」



帰ってくるまでに謎に仲良くなってる2人


…2人とも誰とでもすぐ仲良くなれるタイプだもんね。なんか意気投合してたし。



黄子ちゃんも青くんのこと気に入ったみたいだし。