甘の弱な君が好き【完】


それに、インタビューでは



「これ…ファンの人にあげるって」



「藍は、俺のファンじゃねぇーの?」



「そうですけど…」



あ、そういう意味?



ファン代表としてくれるってことなのかな?




「なら、ん。」



再度目の前に差し出される、カラフルな花束



「じゃあ……ありがとうござっ、!」



受け取ろうと手を伸ばした瞬間、




意地悪に口角をあげた北浜さんの表情と共に、手を引かれて、すっぽりと彼の腕の中に収まってしまった。




「何するんですか…っ、」




だっ、抱きしめられてるっ




なんでこんなこと…



ドキドキしておかしくなるよ…




でも、北浜さんの温もりが心地いい



「ファンはやめて、俺の彼女になってくれ」



「へ…!?」



今なんて言った?



か、彼女になって?