甘の弱な君が好き【完】


せめて『過去に告白してきた元パシリ』なんて言わないで、『ファン』だと思って欲しい。



その関係値で十分だから。



過去の人になりたくないの。



「は?」



「私、北浜さんのファンになります!」



「なんだよそれ」




呆れたように眉を下げる




「パシリはクビでもいいです!ただせめて、ファンでいさせてください。」



拍子抜けした表情



「ふっ、好きにしろ」



そのあとたっぷり目尻を下げて、柔らかい笑みを見せた



「はい!好きにします!!」



簡単に心を鷲掴みにして離さない



仲直りできた事実が、心を躍らせた。



これで通りまた話せるんだ。