甘の弱な君が好き【完】



私今すごい汚い格好してるのに…パジャマだし、髪だってボサボサ


あ、私があげたリュック使ってくれてるんだ。



「あなたこんなにイケメンなお友達いるのねっ。まあゆっくりしていってね」


…お母さん、その人大人気アイドルなんだよ


学校のちょっと有名なイケメンとは訳が違う



まあ、お母さんもあまりテレビ見ないからね。



「ありがとうございます」


北浜さんはお母さんに王子様スマイルを披露して、爽やかに佇む


私の家に北浜さん…



「ど、どどうして…」



「ん、これ」



「あ、ありがとうございます」



手渡されたのはコンビニの袋


中に食べ物とか入ってるみたい。気を使って買ってきてくれたんだ。


「あの保健室の先生から聞きました。運んでくださってありがとうございました…」



久しぶりの待ち望んだ会話を、まさか家でするとは。


「おう」


「保健室、行ったことないって言ってたのに大丈夫でしたか?」



みんなに見られて学校内がパニックになったりしてないかな?