甘の弱な君が好き【完】


「いや、私は何も!ほとんど真白ちゃんがやってくれて…」


「そうなんだ」


真白ちゃんすご、って紫苑さんが呟いて



「真白ちゃんは凄いですね。私なんてあの女子力には敵いません」


またそんなマイナス発言をして、俯く藍


…全然藍らしくない。



「そんなことねぇだろ」



「え?」

「へ?」


咄嗟に否定をした俺に、紫苑さんも藍も驚いた表情をしている。


いつも明るく笑って、うるさいくせに、自分を卑下してらしくないんだよ。


「…藍も、充分凄いだろ。」


確かに真白は料理が上手ですごいかもそれない。


でも藍だって、縫い物の技術だってプロ並みだし、英語もネイティブで出来るじゃねぇか。


「っ、」


藍は恥ずかしそうに真っ赤な顔をして、少し嬉しそうな表情をしていた。