甘の弱な君が好き【完】














パーティは無事終了


私は一旦2階にある寝室へ戻って、綺麗にラッピングされたリュックを置き見つめる。


寝室は黄子ちゃんと2人だけど、黄子ちゃんは今関目さんとリビングでゲームして大盛り上がり中


「こんなのあげれるわけないじゃん…」



ぽつり1人で呟いて、涙を堪える


泣いたら目が赤くなって、みんなに心配かけちゃうから泣いちゃダメなのにっ…


すると足音がして、



「あーいちゃん」



廊下を通りかかった樟葉さんが、明るく声をかけてくれる


「樟葉さん…」



なんとか涙を拭いて、いつも通りを装って笑顔を向ける



「…それってもしかして橙真にプレゼント?」



「はい…」



「え、なんで渡さなかったの!?」



『しかもリュックだよね?』って



「真白ちゃんがあんなのプレゼントしてるところみたら、渡せなくて」