甘の弱な君が好き【完】


「私お皿持って来ますね〜」


なんてテキパキ動いている黄子ちゃんはもうすっかりmoreといることに慣れたみたい。


勉強会の時はあんなに緊張してたのにね。


関目さんとは今日が初対面だったのに、行きの車の中で打ち解けちゃってたしね。


うん、さすが黄子ちゃんと関目さん。2人ともコミュニケーション能力あるからね。



「真白ちゃん手伝うよ」


室内に入ってキッチンでBBQの材料を切っている真白ちゃんの元へ行く。


…なんだか自然に真白ちゃんも参加する感じになってるんだよね。


嫌なわけじゃないんだけど。少しもやっとしてしまう自分に自己嫌悪



「藍ちゃんありがとう〜」



そう言って笑う真白ちゃんは、当然私なんかよりもこの別荘のことを知っていて、手慣れた手つきで私の包丁とまな板を出してくれた。



「これ切ればいい?」


まな板に乗った野菜たち。


わぁ、私切れるかな。