甘の弱な君が好き【完】


北浜さんが私以外の女の子を呼び捨てにしてるところなんて初めて聞いた…


黄子ちゃんのことは二条って呼んでるのにね。


…私だけじゃなかったんだって、ショックを受けてる自分がいる。



でもよく考えれば幼馴染なんだし、当たり前だよね。


私、欲張りになりすぎだよね。


別に私は特別なんかじゃない、ただのパシリなんだから


お昼前についた私たち、予定通り別荘のテラスでBBQをするためにみんなで準備中


「お、火ついた」



顔に煤をつけて満足げな関目さん



「時間かかったねぇ」


僕もう無理、ってベンチに腰掛けてマイペースな樟葉さん


「BBQって何気にむずいよな」


関目さんと一緒に火をつけることに奮闘していた北浜さん。



moreって仕事でもずっと一緒にいるはずなのに、夏休みもこうやってみんなで休暇に来ちゃうなんて本当に仲良いんだなぁ


ふふっ、微笑ましい。