甘の弱な君が好き【完】



「昨日橙真さんとの"買い物"がなくなって途方にくれてた藍先輩とたまたま会ったんです」


何故か、『買い物』という部分を強調させる青


…気にくわねぇ。



「それと俺、昨日藍先輩に告白しました。」



「は!?」



顔色ひとつ変えず、突然何言いだすかと思えば


ってことはあいつ俺と会った頃にはもう告白されてたってことか?


いつの間にこいつらそこまで仲良くなってんだ…?


そんな様子これっぽっちもなかったじゃねぇか。



「…まあ振られましたけど!」



「……そ」



そう笑う青の言葉に何故が安心した



不覚にも軽くなる心と、謎にイライラする青の『デート』発言


あいつが誰と付き合おうと、誰のことが好きだろうと、俺には関係ない。



そのはずなのに俺が待っている間もずっと、あいつは青に笑顔を見せていたのかと思うと、無性に腹が立ってしょうがない。



あー、すげえ気分悪い