甘の弱な君が好き【完】


私なんかいけない態度でも取ってしまったかな?



「ああ、俺藍先輩好きだなー。」



その爆弾発言に、飲んでいたオレンジジュースを吹き出しそうになってしまう。



「っ、まっ、また!そうやって歳上を揶揄わないで!」


危ないよ。突然そんなこというから。


このまま吹き出してたら青くんにかかってるところだったよ…


青くんはいつもこうやって、弄ぶようなことばっかり言うから困っちゃうよ



「藍先輩」



はぁ、なんてため息をついて目を合わせると、どことなく真剣な顔



「……青くん…?」


その違和感を感じ取って、私にも伝わる緊張感



…どうしたんだろう。



「もう少し仲良くなってから言おうと思ってたんですけど、俺、藍先輩が好きです。」



「……」



「その真っ直ぐさと、温かさが大好きです」



嘘ではない、演技の練習をしてるわけでもない、揶揄われてるわけでもないってすぐにわかった。