「田宮岬…か あたしもお前のこと知りたい…ダメか?」 思いもしなかったことを久野が言った。 驚いたがそれ以上に嬉しかった。 俺たちは関わっているということに。 「いいよッ」 俺は笑ってそう答えた。 「っ…」 久野が真っ赤になった。 「おい、熱でもあるのか?」 俺は久野の額に顔を近づけた。 コツン 久野と目があった。 相変わらず顔は真っ赤で驚いた顔をしていた。 「おい、どうし…」 「…天然」 「…え?」 俺が言い終わる前に久野がなんか呟いた。