「…麻里華、遅いよー!何してるの〜?早くしないと置いてっちゃうよー」 あたしより先に走っていた朱美がくるっと振り返り、笑って言う。 「もう待ってよお〜朱美!いま行くから―っ!」 あたしは一瞬朱美に笑い返して、また後を追い掛ける。 ―それでも、やっぱりね… 親友だから_ 大事だから_ ねぇ・伝えたい言葉があるよ。 いつか、きっと、ちゃんと言いたいよ。 いつになったら、ちゃんと、言えるかな_? ありがとうの気持ち・・・。 いつか、言えるまで・ ちゃんと・素直になりたいよ―・・・。 .