「僕は風船と旗」
二人が袋を持ち上げてそう言うから、順番的にりおんに目をやるけど、
気まずそうに目線を下げていて、あえて聞いてみることにした。
「……リオンは?」
「……すみません、買ってきてないです……」
……。
「よし、準備するか」
「そ、そうだね」
「私、ケーキ作りますねっ!」
「うぅ……みんなぁ……」
その後、リオンが今にも泣き出してしまいそうなほど目に涙を溜めていたから、
私のケーキ作りを手伝ってくれる、と言うことでその場は収まった。
二人が袋を持ち上げてそう言うから、順番的にりおんに目をやるけど、
気まずそうに目線を下げていて、あえて聞いてみることにした。
「……リオンは?」
「……すみません、買ってきてないです……」
……。
「よし、準備するか」
「そ、そうだね」
「私、ケーキ作りますねっ!」
「うぅ……みんなぁ……」
その後、リオンが今にも泣き出してしまいそうなほど目に涙を溜めていたから、
私のケーキ作りを手伝ってくれる、と言うことでその場は収まった。