「……実は」
トワイライトのリーダー、宗さんのこと。
宗さんが今、活動休止をしていること。
その前に宗さんがメンバーに自分はいらないんでしょ、って言ってたこと。
私が思っていること、全部話した。
「俺、それ知ってるよ。ネットで話題になってる」
「僕も知ってる〜、ここの常連さんだったんだね」
「はい……。私、宗さんが思い詰めてること、薄々気がついていたんです……なのに、何もしないで、ほったらかしにしてしまって……」
あの時、私が声をかけていれば、私じゃなくても、メンバーの誰かが気がついていれば、こんな事にならなかったのかもしれない。
そう思うと辛かった。
「……澪ちゃんのせいじゃないよ」
……え?
少しの間があったあと、lenoさんがそう言って、私は顔を上げる。
「そうだねぇ、澪ちゃん、僕たちが喧嘩した時のこと、覚えてる?澪ちゃんが必死に中を取り持とうとしてくれてたよね?」
「はい……そんなこともありましたね」
あれは、二人がデビューして一年を迎えようとしていた時のこと。
モデルとして有名になっていった二人は、良くも悪くも注目の的だった。
特に性格や話し方が特徴的なTaoさんは、ファンがたくさんいるとともに、アンチもたくさんいた。
当時のTaoさんは、lenoさんの負担にならないように、辛いことや相談したいことを隠し通していた。
でも、抱え込みすぎてTaoさんは倒れてしまったんだ。
その原因が自分だと分かったlenoさんはTaoさんと衝突してしまって大変だったけど、Taoさんがlenoさんに向き合って本音をぶちまけたことで仲直りした。
……あれ、あの時って確か……。
「澪ちゃんが言ってくれたんだよぉ?『lenoさんと向き合いませんか?言いたいことを言い合える関係って素晴らしいと思うんです!』って」
そうだ。
私も小学生の頃、幼馴染だった女の子が転校してしまう時に言いたいことが言えないままさよならしてしまって後悔した。
その後悔を、Taoさんたちにしてほしくなくて、そう言ったんだ。
トワイライトのリーダー、宗さんのこと。
宗さんが今、活動休止をしていること。
その前に宗さんがメンバーに自分はいらないんでしょ、って言ってたこと。
私が思っていること、全部話した。
「俺、それ知ってるよ。ネットで話題になってる」
「僕も知ってる〜、ここの常連さんだったんだね」
「はい……。私、宗さんが思い詰めてること、薄々気がついていたんです……なのに、何もしないで、ほったらかしにしてしまって……」
あの時、私が声をかけていれば、私じゃなくても、メンバーの誰かが気がついていれば、こんな事にならなかったのかもしれない。
そう思うと辛かった。
「……澪ちゃんのせいじゃないよ」
……え?
少しの間があったあと、lenoさんがそう言って、私は顔を上げる。
「そうだねぇ、澪ちゃん、僕たちが喧嘩した時のこと、覚えてる?澪ちゃんが必死に中を取り持とうとしてくれてたよね?」
「はい……そんなこともありましたね」
あれは、二人がデビューして一年を迎えようとしていた時のこと。
モデルとして有名になっていった二人は、良くも悪くも注目の的だった。
特に性格や話し方が特徴的なTaoさんは、ファンがたくさんいるとともに、アンチもたくさんいた。
当時のTaoさんは、lenoさんの負担にならないように、辛いことや相談したいことを隠し通していた。
でも、抱え込みすぎてTaoさんは倒れてしまったんだ。
その原因が自分だと分かったlenoさんはTaoさんと衝突してしまって大変だったけど、Taoさんがlenoさんに向き合って本音をぶちまけたことで仲直りした。
……あれ、あの時って確か……。
「澪ちゃんが言ってくれたんだよぉ?『lenoさんと向き合いませんか?言いたいことを言い合える関係って素晴らしいと思うんです!』って」
そうだ。
私も小学生の頃、幼馴染だった女の子が転校してしまう時に言いたいことが言えないままさよならしてしまって後悔した。
その後悔を、Taoさんたちにしてほしくなくて、そう言ったんだ。



