その一言を逃さなかった優吾さんは、ニコニコと少し不器用な笑みを浮かべて宗さんを扉に誘導するべく、ずらずらと言葉を並べた。
「宗、俺たちのことはいいから、今は自分の体調を大事にしような?ほら、リオンみたく体調崩したらライブに支障が出るかもしれないだろ?」
「は、はぁ……」
宗さんはすっかり困り果てた様子で眉をよせていたけど、さらに追い討ちをかける優吾さん。
「宗はリーダーだからって頑張りすぎなんだよ!今日くらい、自分のうちでゆっくりしろ?な?俺たちはお前がいなくても大丈夫だからさ」
「……っ、そ、っか……じゃあ、俺は帰るね……」
……?
宗さん……?
最後の優吾さんの言葉に、少し体をビクッとさせて反応した宗さんが少し気になったけど、すぐにお店を出てしまって、理由を聞くことができなかった。
「はぁ……宗、手強すぎ」
「そうだね。さすがリーダー、責任感が強い」
「流石に今日はその責任感を発揮してほしくなかったですけどねぇ……」
「そうだね〜。みんな、お疲れサマー」
マンガを片手にふらふらと近寄ってきたリオンも、会話に加わる。
「そうだね〜ってお前……お前はマンガ読んでただけだろ?」
「いやいや、それが大事だったりするんだよ、優吾くん」
こういうのはリアリティーが大事なんだよーとよく分からないことを言うリオンを、優吾さんは軽くあしらう。
「はいはいそうですか」
「まあまあ、そろそろはじめようよ。宗ハッピーバースデーパーティーの準備」
「そうですね」
そう、私たちが必死に宗さんを追い出そうとしていた理由はこれ。
明日、七月二日は宗さんの誕生日。
ライブの準備や、活動に人一倍力を注いでいるそうさんの誕生日を、せっかく知り合ったのだから、盛大にお祝いしたいと思い、今年の誕生日はどうやってお祝いしようかと考えていたメンバーたちと協力して祝うことになった。
それに伴って、お母さんに許可をとってお店を二日間貸切にしてもらい、今に至る。
「俺はクラッカー買ってきたぜ」
「宗、俺たちのことはいいから、今は自分の体調を大事にしような?ほら、リオンみたく体調崩したらライブに支障が出るかもしれないだろ?」
「は、はぁ……」
宗さんはすっかり困り果てた様子で眉をよせていたけど、さらに追い討ちをかける優吾さん。
「宗はリーダーだからって頑張りすぎなんだよ!今日くらい、自分のうちでゆっくりしろ?な?俺たちはお前がいなくても大丈夫だからさ」
「……っ、そ、っか……じゃあ、俺は帰るね……」
……?
宗さん……?
最後の優吾さんの言葉に、少し体をビクッとさせて反応した宗さんが少し気になったけど、すぐにお店を出てしまって、理由を聞くことができなかった。
「はぁ……宗、手強すぎ」
「そうだね。さすがリーダー、責任感が強い」
「流石に今日はその責任感を発揮してほしくなかったですけどねぇ……」
「そうだね〜。みんな、お疲れサマー」
マンガを片手にふらふらと近寄ってきたリオンも、会話に加わる。
「そうだね〜ってお前……お前はマンガ読んでただけだろ?」
「いやいや、それが大事だったりするんだよ、優吾くん」
こういうのはリアリティーが大事なんだよーとよく分からないことを言うリオンを、優吾さんは軽くあしらう。
「はいはいそうですか」
「まあまあ、そろそろはじめようよ。宗ハッピーバースデーパーティーの準備」
「そうですね」
そう、私たちが必死に宗さんを追い出そうとしていた理由はこれ。
明日、七月二日は宗さんの誕生日。
ライブの準備や、活動に人一倍力を注いでいるそうさんの誕生日を、せっかく知り合ったのだから、盛大にお祝いしたいと思い、今年の誕生日はどうやってお祝いしようかと考えていたメンバーたちと協力して祝うことになった。
それに伴って、お母さんに許可をとってお店を二日間貸切にしてもらい、今に至る。
「俺はクラッカー買ってきたぜ」



