不器用な神野くんの一途な溺愛

「んん……っ」

「小野宮が煽ったせーだからな」

「はっ……か、神野くん……っ」



い、息ができないっ……!

二人の熱い息がまじりあって、お互いがじんわりと汗をかいてきた。

そんな中、神野くんが言う。



「小野宮、口あけろ」

「ふぇ……?」



とろんとした目で神野くんを見る。神野くんは眉間にしわを寄せて、浅い呼吸を繰り返していた。

神野くんがしんどそう……?私が口を開ければ楽になるの?――そう思い、言う通りに口を開けると、



パンッ


と私の口は、神野くんの手で押さえられた。