不器用な神野くんの一途な溺愛



「(ふう……)」



やっと少し落ち着けた……。

呼吸を整えて、話す内容を頭に整理して――チラッと神野くんを見ると、キスを「待った」されたのが余程いやだったようで、さっきからずっとご機嫌斜めだ。

雰囲気的にはすごく話にくいけど、言わなきゃ……。

私の想いを、伝えるんだっ。



「あのね神野くん。い、言いたいことが、あって……。

放課後にしてる秘密の特訓を、今日ここで、最後にしてほしいの」



そう言った時、神野くんの目が驚くくらいに見開かれた。

そして、下唇をキュっと噛んで、悔しそうな表情になる。



「もう俺との関係をナシにしたいってことかよ」

「え?」



あれ?神野くん、何言って、