不器用な神野くんの一途な溺愛

「俺のために頑張るなんて、そんな可愛いこと言うんじゃねぇ」

「え」

「もう、待ったは聞かねーからな」



そう言って、神野くんは私に近づいてくる。

あ、キス、されるんだ――

神野君と久しぶりのキス、すごく胸が高鳴ってる……だけど……っ!



「ま、待って……」

「あ?だから待ったはきかねーって、」

「ま、まだ、私の想いを、伝えて、ない……っ」

「……」



息も絶え絶えに喋ると、神野くんは止まってくれた。でも近い距離はそのままだったから一旦離れてもらって、お互い座って話を始める。

恥ずかしいからベッドから降りてというと神野くんは渋ったが、そこは従って貰い、机を挟まず座布団の上に座った。