不器用な神野くんの一途な溺愛



「~っ!」



しっかりして、私……っ。

最近は何をしてても神野くんのことを思い出してしまう。これがいわゆる「好き」っていう事なのかな……?


じーっと猫の絆創膏を見る私に、貼ってくれた子が心配そうに尋ねてく来た。



「ごめん、猫の絆創膏イヤだったかな?これしか持ってなくて……」

「え!?う、ううん、すっごく、すっごく可愛い……っ。

私には、もったいないくらい……どうもありがとうっ」

「……ぷ、あはは!」



すると、お礼を言ったはずなのに何故か笑われる。

あ、あれ?私何か変な事言っちゃったのかな……?



「あ、あの……」



心配そうな顔をした私に、その人は「ごめんごめん」と尚も笑いながら言った。