白side


「着いたよ?」

駅から徒歩3分。

末央の体が冷えないように、ぎゅっと手をつないで歩いてきた。

、、、、本音は他の男に末央は俺のものだって見せつけるためだけど。

こんなん言ったら末央に引かれるよな、、、、束縛男って。

末央には嫌われたくない、、、でも本当は監禁しちゃいたいぐらい俺だけのものにしたい、、、。

「、、、末央?」

うんともすんとも言わない末央が心配で隣にいる末央を見た。

「、、、」

末央、、、なんか呆然としてるけど、、、。

大丈夫かな?

「ここ、、、白君のお家?」

「ん。」

そういう末央の顔が青ざめていった。

どうしたんだ?

「、、、白君、、、、やっぱ何か手土産買ってくる、、、」

「?」

え?

「こんな豪邸に住んでたとか、、、申し訳ないから、、、、」

そう言って目をフイっとそらす末央。

っ、、、、‼‼!

可愛すぎかよ、、、、。